結婚を機に転居し、フルタイムの仕事も辞めて、パート勤めをしています。結婚式の費用を少しでも安くしたかったので、ペーパーアイテムや当日会場を飾る小物等は手作りにしようと考えました。ネットや雑誌を見て、ペーパーアイテムの注文を考えたこともありましたが、かわいくて、凝ったデザインの物は単価が高く驚きました。特に男性の方なんかは、当日しかペーパーアイテムを見ることはないと思いますし、女性の私でさえ、友人の結婚式でいただいたペーパーアイテムは保存しても見返すことはほとんどありません。それなら、見た目にこだわる必要はなく、ゲストの方に、ペーパーアイテムを手にした瞬間にどう思ってもらいたいか、ということを重視したいと考え、手作りすることを決めました。
目次
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クラフト紙×席札を作るための材料

・クラフト紙 厚さ約0.17mm:120g/m2以上
(A4サイズ50枚で500円のものを楽天
私は、招待状や席次表もクラフト紙で揃えていたので、席札もクラフト紙を使用しましたが、クラフト紙ではない厚紙でも同じ作り方で作れますので、結婚式の雰囲気に合わせていただけたらと思います。
・色付きの紙(画用紙または柄の入った折り紙等なんでも構いません)
・白い紙(画用紙・コピー用紙等なんでもかまいません。薄い紙で問題ないと思います)
クラフト紙×席札を作るための道具
・ハサミ、カッター・カッター版・定規、裁断機等、紙を切ることができるもの(使いやすいもので構いません)・両面テープもしくはのり(使用する材料によって使い分けます)
・出席者の氏名を印刷したい方はパソコンとプリンター、手書きしたい方はペン
・シャーペンや鉛筆
クラフト紙×席札の作り方・レシピ
クラフト紙を必要な大きさに切る
私は無駄が出ないように、A4用紙を縦半分に、その後横に3等分しました(1つの席札がA4用紙の6分の1になるように)。
必要に応じてサイズは変更してください。もちろんハサミが使いやすい方はそれで構いませんが、カッターや裁断機で切るとまっすぐきれいに切ることができます。
クラフト紙を半分に折って台紙にする
長い方の辺を縦にして、半分に折ります。
縁になる紙を切る
クラフト紙より少し小さいサイズに色付の紙を切ります。
ワードやエクセルで表を作って氏名を打ち込む

上記のサイズに合わせると、A4サイズに横2列×縦6列の表がぴったりでした(縁となる色付きの紙より少し小さくなるように調節してください)。
それぞれのマスに1名ずつ氏名を打ち込みます。
1ページ目に氏名が入っていない表を、線をグレーなど薄い色にして挿入しておきます。
2ページ目に氏名が入っている表を、線の色なしで挿入しておいて両面印刷します。透かして見ると、1ページ目の枠が、2ページ目の氏名の枠(印字はされてないと思いますが)ぴったり重なっていると思いますので、1ページ目の枠を目安に1つ1つのマスを切り離していきます。そうすると、切った時の淵に線が残らず、きれいにカットできているように見えます(写真参照)。
※ちなみに私は、夫婦そろって猫好きということもあり、猫のモチーフを入れました。皆さんもお好きなようにデザインしてください。
出席者の氏名を手書きしたい方は色付きの紙より少し小さくなるように、白い紙を切って氏名を記入します。
色付きの紙に、白い紙を貼る
色付きの紙の素材によってのりでは上手く付かない場合がありますので、しっかりくっ付く方法で貼り付けます。
印を付ける
クラフト紙に色付きの紙を合せ、右上と左下の角がどこに来るか(左上と右下でも構いません)、シャーペンや鉛筆などで印をつけます。
切り込みを入れる
クラフト氏の印をつけた所に斜めに切り込みを入れます。
貼り付ける
色付きの紙の裏に両面テープを貼り、切り込みを入れたところに角を合せクラフト紙とくっ付けます。
クラフト紙×席札を作ってみて


当日ゲストの皆様の目に触れる物だと思うと、丁寧さも必要になってくるので、実際手作りにチャレンジしてみると、思ったより大変でした。フルタイムの仕事をしていたら到底間に合っていなかったと思います。時間を掛けた分、費用は安く抑えることができたと思うので、それぞれの生活スタイルに合わせて、無理なく手作り品を取り入れていただけたらと思います。
台紙の裏に、一人一人へメッセージを書いておいたのがとても喜ばれました(写真参照)。
自分の好きなデザインにアレンジしやすいのも手作り品の魅力だと思います。